De Petrillo

De Petrillo / デ・ペトリロ

Benny 1959 年 Napoli 生まれ
1980年代初め、義父の経営する縫製工場で製品や製造技術、専門知識を勉強し始めたのが最初のステップです。縫製技術を学びながら、同時に営業・商業活動にも携わり、商品を市場に出すためのノウハウを身につけました。ここで得た多くの経験や感覚をもとに、義父から離れDE.VI.という会社を立ち上げました。それはちょうど長男Fabrizioが生まれた1987年のことです。その頃は、オリジナルモデルをいくつかの外部の縫製工場に縫ってもらい、それを売るという形態でした。90年代に入り、経験豊富な”La Pignola”を作る工場と知り合い、そこで営業活動をしながら、サルトの技術や表現を学びました。幸運にもこの最高の製品のお陰で、日本市場にも参入ができました。
しかしながら、La Pignola の工場内の問題で継続不可能となり、その後は以前のように外部の縫製工場を使い、自分自身が納得できるオリジナルラインを作るため、日々勉強の時代が続きました。そして2009 年、外部の縫製工場ではなく、デザイン、縫製、営業、販売を一貫するDE.VI.industria tessile社を Napoli郊外のFrattamaggioreに立ち上げました。

Fabrizio 1987年Napoli 生まれ
幼い頃から祖父の工場で糸や布でいつも遊んでいた。数年前に父の仕事を継ぐ決心をし、生産工程の見習いを経て、現在はBennyの右腕として組織の経営・営業を担当しています。

De Petrilloの特徴
”Artigianale Spirito Sartoriale” (サルトの精神で、大量生産ではなく、一枚ずつ丁寧に仕上げる) Giacca Sartorialeに近い着心地で、よりモダンで時代に合ったデザインを提案している。

<着心地>
洋服は着る人の身体にフィットしなければならない。洋服が身体についていかないと着心地が悪い。アームホールが脇にフィットしているため、腕を上げても回しても、ジャケット自体が大きく引っ張られない。大量生産されたジャケットは、アームホールが大きい(長い)ので、腕を動かすとジャケット自体が動き着心地が良くない。言い換えれば、アームホールが小さいほどサルト仕立てに近い。アームホールを小さくすると、その他すべての作業がより難しくなるが、デザイン性も考えつつ、着易いジャケットを作るために日々改良を続けている。

<デザイン>
Giacca Sartorialeのような、クラシックなデザインより、もっと細身にシェープされたライン。ポケット、襟、ボタン位置のバランスを考え、一見してバランスの良いジャケット。ゴージの位置を高くすることで、よりモダンな印象を与える。裾の開きはナポリらしく大きなカーブで軽いイメージ。肩は着る人の肩がそのままわかるくらいコンパクトに。袖は細いが動きは楽。胸ポケットはナポリの特徴とも言えるカーブしたバルカポケット。

<モデル>
ジャケットはハーフキャンバスの”Linea Napoli”と、表生地だけで作られた”Linea Nuvola”。Napoliも Nuvolaもベースのボディは同じで、それぞれポケット、衿、ボタン数でモデル分けしている。パンツはノータックとワンタック。ベストは4モデル。